大阪府の公立高校4学区制とは

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皆さんは4学区制という言葉をお聞きになったことがありますか?
4学区制とは大阪府の公立高校で2007年~2013年まで導入されていた、現在の1つ前の入試制度のことです。

大阪の学区の変動について

4学区制が取り入れられるまでの大阪では、9学区制というものが取り入れられていました。
そもそもこの学区制とは、同じ都道府県をいくつかの区に分けてそこの区内に住む受験生は、同じく区内の公立高校にしか受験できないというものです。このメリットは、ほぼ確実に地元の高校に通えることで負担が軽減されることや、出願者の高校ごとの偏りを無くすというものです。一方デメリットは、選べる高校数が減ってしまうこと、学校内での学力の差が大きくなってしまうことなどがあります。
大阪府はこのような学区制を4区に分けて行っていたのですが、受験競争が過熱し、人気校・不人気校の倍率の格差が大きくなってしまったこともあり、2014年から現在の学区撤廃に繋がりました。
学区撤廃により、先述紹介したデメリットはなくなったものの、候補となる高校が多くなってしまったので、高校の情報収集はより一層力を入れなければならないものとなりました。

入試前の志望校の選定で混乱を起こさないために、塾の講師や家庭教師といった進学サポートのプロに意見を求めてみるのはいいかもしれませんね。